はれとこについて

「一般社団法人はれとこ」について

「一般社団法人はれとこ」は、情報通信技術(ICT)を通じて、
人・自分・地域の魅力を愛を持って収集・発信し、
人と人・ものともの・地域と地域の 繋がりを増やすことを目指して設立されました。

わたしたちが目指すもの

このように書くと、「地域を愛する、志の高い人がはじめたのだろう」と思うかもしれません。

しかし、わたしたちはどちらかといえば、地元より、県外志向の方が強く、
「地元以外の生活」を一度は経験しています。

平成30年7月豪雨後、被災地真備町と倉敷の「今」を伝えるため、
2018年9月に地域メディア「倉敷とことこ」を立ち上げた当時、
倉敷のためにできることを必死に考えただけで、倉敷のことは何も知りませんでした。

地域に対する「想い」はあっても、「愛情」は薄かったと思います。

しかし活動を続けていき、そこで働く人に出会い、人の考えや経験に触れるなかで、
個々のお店・施設はもちろん、これらが集まる「地域全体」が好きになったのです。

「一般社団法人はれとこ」はそんな人を増やすことを、最大の使命と考えています。

インバウンドなど、外向けの観光政策が増えていますが、地域に住むわたしたち自身が、
良い・残したいと思うものを、自分たちで伝えていく。

情報発信を通じて、地域を理解し胸を張って「わたしたちの街が好き」といえる人を増していくことが、
地域全体の魅力を増していくと確信しているからです。

なぜ「はれとこ」なの?Why "haretoco"?

「はれとこ」という名前には、いくつかの意味を込めています。

  • 「はれ」は、天気の晴れ、折り目・節目など「非日常」
  • 「とこ」は、歩く音

平成30年7月豪雨をきっかけに設立したため、「雨」に対する「晴れ」への想いは強いです。

また、第1弾Webメディア「倉敷とことこ」で採用した、
「とことこ」という軽やかなフレーズにもかけています。

はれとこが行う事業Project

「一般社団法人はれとこ」では、以下の事業を行っています。

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    地域情報の収集・整理・保存とウェブ等を活用した情報公開・発信事業

    市民ライター(地域で活動するライター)が、地域のイベント、NPO・まちづくり・福祉など市民活動団体、店舗・企業等に関わる人を取材し、Webメディアに記録・公開した上で発信しています。

    地域コミュニティWebメディア運営

    市民ライターによる取材で、地域情報を収集・整理・保存し、「とことこシリーズ」と名付けているメディアで公開しています。

    「とことこシリーズ」はお店の情報・価格・目玉商品など「スペック」だけでなく、関係者の方にインタビューし「人」にスポットを当てることにこだわって運営しています。

    メディア名 対象地域 リリース日
    倉敷とことこ 岡山県倉敷市 2018年9月22日
    備後とことこ 広島県福山市・尾道市
    岡山県笠岡市
    2020年9月7日

     

    災害発生時の情報発信支援

    平時は地域活動・観光・グルメ情報を発信しながら、災害発生時など「非常時」も情報発信の担い手となることを目指しています。

    平成30年7月豪雨の発災時は、代表理事の戸井が倉敷市災害ボランティアセンターで、Peatixを利用した「ボランティアのWEB受付」導入支援を行いました。

    その後も「令和元年東日本台風」など、災害は後を絶ちません。

    社会福祉協議会、NPO法人などと連携しながら、ICT活用・WEBを通じた情報発信を支援できるような仕組みを、時間をかけて構築しています。

  • seminar

    地域の情報発信者育成事業

    「地域のために何かをしたい」との想いがあっても、実際の行動に至るには大きな壁を感じる人が多いことを、Webメディアの運営を通じて感じました。
    このため「地域のための活動」の第一歩として「地域の情報発信」という手段を提案し、情報発信をするための知識やスキルを習得するためのセミナーを開催しています。

    高梁川流域ライター塾

    高梁川流域ライター塾」は地域コミュニティ Web メディア「倉敷とことこ」「備後とことこ」の運営ノウハウ、文章の執筆、写真撮影スキル、などを伝える、全8回のセミナーです。

    開催時期 開催方式
    2020年度:倉敷開催 一般社団法人高梁川流域学校」からの委託事業
    2021年度:笠岡開催 倉敷市「令和3年度高梁川流域地域づくり連携推進事業 採択事業」として開催
    2022年度:浅口開催 倉敷市「令和4年度高梁川流域地域づくり連携推進事業 採択事業」として開催
    2023年度:井原・矢掛開催 福武教育文化振興財団「2023年度教育文化活動助成」助成事業として開催
    2024年度:倉敷開催 福武教育文化振興財団「2024年度教育文化活動助成」助成事業として開催

     

    倉敷市民レポーター教室

    イベントの告知・レポート記事を中心に執筆する市民レポーターを養成する「倉敷市民レポーター教室」を開催しています。

    市民ライターの体験版と位置付け、オンライン講座に特化することで常時開催。定期的に「市民レポーター・ライター交流会」を行いながら、市民レポーターのサポートを行っています。

    ※「令和4年度〜6年度倉敷市市民企画提案事業」採択事業として開催

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    地域の情報発信・活動支援事業

    地域の企業、NPO法人など市民活動団体、行政・社会福祉協議会などを対象に、記事制作・ホームページ制作など情報発信の支援業務を行っています。

    また、非営利団体を対象に、以下のような取り組みも行っています。

    事業名 内容
    パソコン・スマートフォンの貸与 地元IT企業と協働し、社会的養護の子ども(児童養護施設など)のIT化支援
    グループウェア導入・HP運用サポート 非営利団体向けのIT化支援
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    人材交流事業

    育成したライターは、とことこシリーズだけでなく、地域のライティング案件を斡旋するなどのサポートを行っています。

    ▼市民ライタポータル「高梁川流域ライター」
    https://writer.haretoco.or.jp/

    また、住民と市民ライター、市民ライター・レポーター同士の情報交換を目的とした、交流会を定期開催しています。

会社概要Overview

法人名

一般社団法人はれとこ

設立日

2019年11月7日

住所

〒710-0046
岡山県倉敷市中央二丁目13番3号
(住吉町の家 分福)

電話番号

080-7494-3220

メールアドレス

contact@haretoco.or.jp

主な事業
  • 地域情報の収集・整理・保存とウェブ等を活用した情報公開・発信事業
  • 地域の情報発信者育成事業
  • 地域の情報発信・活動支援事業
  • 人材交流事業
代表理事

戸井 健吾

副代表理事

岡本 康史
西山 博行

理事

後藤 寛人
森田 美紀
池上 慶行
杉原 佑友太
佐藤 千幸
小溝 朱里

監事

坂ノ上 博史
中原 牧人

法人運営情報

※各年度の事業報告、最新の定款、事業実績はこちらをご参照ください。